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| 京にたたずむ洋館建築 |
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| 敷地は、京都御所の北、整然とした道路と街並みが美しく続く伝統ある町家街に位置する。施主の息子さんが フランスで修行を積み、フランス料理店を開店するにあたり建替えを決断。１階がフランス料理店、2～3階が住宅の3階建て店舗併用住宅である。周囲の街並みに違和感を与えないよう、 外壁に土色のレンガを積み、木製のサッシを使用し、懐かしい洋館建築の趣のある外観とした。１階から屋上へと続く階段、2～3階の階段の吹抜けを通して光や風をとりこむ。 |
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工事期間 1999年4月～11月
所在地 京都市上京区
構造規模 重量鉄骨3階建
敷地面積 115.56㎡
建築面積 89.21㎡
延床面積 276.98㎡
家族構成 夫婦＋息子さん(シェフ) |
| 外部仕上げ |
内部仕上げ |
| 屋根 |
サビナシルーフ瓦棒葺 |
床 |
チークフローリング チークオイル塗 |
| 外壁 |
レンガ積、マジックコート塗、アクリルリシン吹付 |
壁 |
下地クロス貼りの上、ＥＰ塗装 |
| ｻｯｼ |
木製サッシ・アルミサッシ |
天井 |
ＥＰ塗装 |
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外観
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左が住居の入り口、右がレストランの入り口 |
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１階 フランスレストラン
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奥の坪庭には柿の古木を配置。季節の可憐な花が顔をのぞかせる。
デザイン/赤塚史明 |
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２階階段
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京の町屋の通り庭をモチーフに、トップライトからの光を取り入れ、夏はその上に敷かれたヨシズの影が揺らめく。
奥さんは階段に座り込み星を眺め、「ほっと一息」しているそうです。 |
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２階・ＬＤＫ
家族全員、仕事を持っているため朝食はカウンターで。壁一面の収納は奥さんからの要望。
床は厚さ21ミリのミャンマーチークを贅沢に使用。
 ウッディランド
家具はショールームに奥様と一緒に行って決めました。
Ｔｆｏｒｍ |
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和室(寝室)
ふすまは柿シブ色の和紙
トップライトからの光が差し込む階段室に続く。 |
建て主からの一言
明るく風通し良く部屋数は少なくとも空間にゆとりのある設計を、又、出来るだけ自然素材を使った温かみの
ある個性的でシンプルな建物にと、お願いしたところ、なかなか言葉では表せなかった所を形として頂けたと 大変満足致しております。
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